zatさんと幼馴染みが結婚する話⑤、⑥

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捏造、妄想、なんでも許せる人向けです。㊟zat父捏造 生きている設定if

 

[zatさんと幼馴染みが結婚する話⑤]

 

「急じゃないよ。私はずっと昔から夢ちゃんを好いていたんだよ。卒業するまで待つから婚約しよう。それで夢ちゃんが二十歳になったら私と結婚してよ。」

「私?え?あ、あの…ちょっと待って!私なの?え?」急すぎて頭が追いつかないし、zatに変わらず組み敷かれているのでドキドキする。今はいつもの手合わせのハズなのに・・・

「ちょっと考えさせて。」

「いいよ。でも3日間ね。それ以上はだーめ。」

「う・・・わかった。」

 

zatは夢を組み敷くのをやめて体を起こしながら片手を引いて起き上がらせた。

「私は3日間父上に鍛錬を申し込むことにするよ。その間夢ちゃんには会わないから。じゃあね。」

 

そう言って行ってしまった。

 

 

 

[zatさんと幼馴染みが結婚する話⑥]

㊟zat父捏造 生きている設定if

 

 

夢は家に帰って両親に相談することにした。

今日zatから話されたことをすべて話す。(夢家は割となんでもオープンな家族設定・・・)

「kmgsrの息子の嫁なんて私に務まらないよ~~。それに、私ひとつ上だよ?zat背も高いしかっこいいし、もっと若くてきれいな子が良いんじゃないかな?そもそも、私は幼馴染みとしか思っていなかったからなんか混乱する…。どうしよう・・・」

「それ、knnmnくんには伝えたの?」

「言ってない。」

「全部聞いてみたら?」

・・・確かに聞くしかない。しかし、三日間は会わないって言っていたし・・・

3日後に聞くか…。

 

1つとはいえ年上の女……ただの幼馴染み…そんなので良いのだろうか…zatはいつから…私のどこがいいのだろうか……

 

背は小さいし、目がでかすぎ、体型もどちらかといえばポチャッとしているし…髪の毛なんてたまに手入れをするくらい…お化粧もそんなに上手じゃない(色の時は化粧の本気出す程度)…

学.園.で教えてもらう忍.術.や医学、色が楽しくて花嫁修業だとか美容なんて二の次だった…

どうして急にこんなことに?

それからというもの勉強にも、実技授業の練習にも思うように集中できない・・・

 

ぐるぐるぐるぐる

 

考えているうち、約束の3日間が過ぎた。

🌆城ではzatがうろうろしながら夢が来るのを待っていたのだが、一向に現れない。逃げるようなタイプではないのに…。

 

たまたま夢の父親が医務室に仕事で来ているため、聞いてみることにした。が、向こうからやってきた。

「こんにちは。knnmnくん。夢のことなんだが……実は昨日から高熱を出して寝込んでしまって今日は来られなくなってしまったんだ…。すまない、大事な日に。」

がっかりするよりも高熱の夢が心配になったzat。

体がとても丈夫な夢が高熱???風邪も滅多にひかないのに??

「あの、様子を見に・・・お見舞いに行っても良いでしょうか?」

「かまわないよ。ありがとう。妻がいると思うから行って話をしてやってくれ。」

と夢の父が話し終わるかどうか、のあたりで既に走り出すzat

夢の家まで全力疾走する。

 

自分たちのような親以外にこんなにも自分の娘のことを心配してくれる人がいるなんて。まして今日は夢がknnmnくんの婚約やら結婚やらの話の答えを出す日。あの子にとってもとても大切な日だったろうに。それよりも娘の体を案じてくれるとは・・・。

そんなzatの姿を見て夢の父は安心するのであった。

 

「うちの息子、良い子でしょ?きっと様子を見るだけじゃなくて看病までしそうな勢いだね~」

「kmgsr。本当にうちの娘がすみません。随分考えこんじゃったみたいで。でも、あんなに優しくて夢のことを思ってくれているなら私としても安心ですよ。」

「うまくいくといいね」

「そうですけど。うちの娘に次期kmgsrの妻が務まりますかね??」

「大丈夫でしょ?夢ちゃんああ見えてしっかりしているし。」

「はは。・・・うちの娘、どう見えています?」

 

呑気に話している父親たちがいたかもしれない・・・。

 

 

続きます。

 

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