di先生と🐦ップ夢の話②

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※令和からトリップ、妄想、捏造、なんでも許せる人向け

 

[di先生と🐦ップ夢の話②]

 

明け方ごろにやっとウトウトしたが、なんとなく眠れたような気がする。

見慣れない天井、匂い、室内の家具……それがまた自分が違うところに来ているのだということを実感させられる。

 

洋服は昨日のままか……でも、仕方ない。

おそらく、ここで一番偉い学.園.長.先生に挨拶をまずして、di先生、sn先生に挨拶して、それから出ていけばいいか…

でも、どこがどの部屋なのかさっぱりわかんなーい

 

帰りたいな…

 

そんなことを考えていると「おはようございます。入っていいかしら?」と昨日この部屋を案内してくれたsnが顔を出す。

「は、はい!!どうぞ!おはようございます。

あの、昨日はありがとうございました。あの。学.園.長.先生にご挨拶をしてからここを出たいのですが…」

「ええ。そうだと思ったわ。案内するわね。昨日は眠れたかしら?」

「いいえ。あまり・・・。でも休める場所があってよかったです。もう何が何だかわからなくて。」

「もうすぐ学.園.長.先生の庵につくわ。ここも広いから大変よね。」

「本当に広いですね」

そんなぎこちない会話をしながら長い長い廊下を進む。

snに連れられて、ようやく学.園.長.がいる庵に到着した。

障子の戸を開けようと手をかけると中から声が聞こえてきた。

「確実に56せる手段がいいかと………」

随分物騒な言葉だ。

声の主はおそらくdi……

 

「ふむ……。どこの者かもわからんしのぉ。」

「昨日の侵入者の仲間かもしれませんし、私は忍.者.ではない者がここにいることには反対です。」

あー・・・自分の事だ。そうだよな…こんな異次元のやつが急に現れたら……

 

それより助けてくれた、と思っていたdiは、よそ者にはいなくなってほしいと思っていたこと、56したいくらいに嫌悪していたことに、若干ショックをうけつつも、ここで立ち聞きをしているとまた怪しまれるので、知らないフリをして入室を試みる。

「お、おはようございます!!!学.園.長.先生!!入ってもよろしいでしょうかあ!!!」

妙に元気な声が出たし、時々声をひっくり返しながらそう言って戸を開ける。

 

そこには複数人の先生方が、学.園.長.と神妙な顔をして集まっていた。

 

「昨晩は、本当にありがとうございました!眠る場所があって、ありがたかったです!!私はこれで出ていきますので!失礼します!!!」

そう一気に言って背を向けると「ちょっと落ち着きなさい。」と学.園.長.が話を続ける。

 

「帰り道はわかるのか?」

「わかりませんが、いつまでもここにいてはご迷惑なので。私は忍.者.じゃありませんし。」

「事務の仕事からやってみぬか?」

「学.園.長.先生!!!?????一体何をお考えで???」

その場の全員が困惑する。

もちろん夢もだ。

え?さっきの物騒な会話は??追い出す展開じゃないの????

「突然の思いつきじゃあ!!事務仕事からはじめて、次は各先生方の仕事を手伝う!!その次は各委員会の手伝い!!最後に食堂じゃぁ!!!!夢よ、ここの仕事全て覚えられるかな??」

「ええっーーー?」

「もし、怪しい行動を夢がした時、先生方はワシに知らせよ。その時は容赦せんぞぉ!!」

「えーっと・・・が、頑張ります!!?仕事を覚えられるようにご指導のほど、よ、よろしくお願いします。」

「「「「「学.園.長.!!!!」」」」」

 

 

そんなこんなで夢は学園に居座ることになった。

現世に帰る日まで。

はちゃめちゃに混乱していると、先程ここまで案内してくれたsnから「そういうことだから、ひとまず朝ごはんにしましょうか!!食べないと!お仕事も覚えられないから、ね??」そう笑顔で言われ、食堂へ案内される。めちゃめちゃ美味しい朝ご飯を食べることができた。

 

 

 

あの後、庵ではsnとともに夢が出ていったのを見計らって学.園.長.はdiに耳打ちをしていた。

「あの子をしばらく見張ってくれんか?」

「はい。承知しました。」

 

 

続きます。

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