di先生と🐦ップ夢の話④

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※令和からトリップ、妄想、捏造、なんでも許せる人向け

 

[di先生と🐦ップ夢の話④]

 

 

「di先生か?」

「はい。報告に参りました。」

そう言うと、スッと障子を開け、学.園.長の庵に気配を消してやってきたのはdiだった。

「今のところ、怪しい動きは見られません。一生懸命に学.園.内.の仕事を覚えてこなしているだけです。」

「うむ……。わしの耳にも何も情報が入らないのじゃ。各地の情報を握るガールフレンド達に聞いてもさっぱりでの。」

「ただ、ちょっと気になることはあるのですが………はっきりしないので、後日報告します。」

「うむ。そうしてくれ。しかし、di先生、その頭のコブはどうしたのじゃ?」

「・・・これにも若干関係していると思いますが、自分の不注意も少々・・・。」

「まあ、あまり無理をしないようにの。」

 

 

 

 

diに見張られているとも知らずに、頭のコブも随分良くなって仕事も覚えてきて調子の良い夢。

 

平和な令和で過ごしていたし、もちろん忍. 者.じゃないから気配なんてわかるわけもない……。先生方はみんな気配を消せるし、余計に気づくはずもない。

淡々と毎日仕事をこなし、どうやって令和に戻るか?を考えていた。

「さて。今日はどうやって4のうかな…早く令和に戻りたい。」

夢は本当に毎日そればかり考えていた。

 

書類も終わったし、一旦kmtdの元へ戻って門の仕事を交代しようと歩いていた。

すると、足元が急に無くなった。

 

うわーーーーー!!!!

 

驚いて大声を出しながら落とし穴に落ち、底に到達した際、頭を打ってしまった。意識が遠くなっていく…………

 

 

 

 

 

……………

またしても頭が痛い……。なんか、腰も痛い・・・お尻も痛い・・・・

デジャヴ……?

「あ、夢さん?気が付きましたか?khtrの落とし穴に落ちちゃったんですよ。覚えています?」

ぼんやりする夢に優しく声をかけてくれたのは6年生のznpujだった。

 

「落とし穴なんて初めて落ちました。」

「あははは。ここでは結構みんな落ちていますから、夢さんも気をつけてくださいね。今回はdi先生が近くを通りかかったらしくて助けてくれて、医務室に連れてきてくれたんですよ。でもnino先生がたまたまいらっしゃらなくて、代わりに僕が手当をしました。」

「え?di先生?………あーえと、手当ありがとうございました。」

 

また??

なんなんだろう、あの先生…。

2回も?

若干不信感を覚えてくる夢。

 

「あの。ここの人達って私のことどう思っているんでしょうか。」混乱してきて、思わずznpujに聞いてみた。

「え?どうって?」

「突然別の次元から現れて、変でしょう?さっさと帰ってほしいんじゃないんですか?znpujくんだって、そうでしょう?穴に落ちたなんて、ほっとけばいいじゃないですか。そのまま埋めちゃえば良いんじゃないですか?」

「僕は保健委員ですから、困っている人や怪我をしている人をほっとくわけにはいきません。それに、夢さん何か勘違いしていますよ。そりゃあ、最初はみんな警戒していましたけど、今は毎日真面目に仕事をしている夢さんのこと誰も悪く言う人はいませんよ。」

 

すると、スッと戸が開いて、diが顔を出す。

「失礼するよ、isk。夢さん、大丈夫ですか?」

「あーdi先生、ちょうど話をしていたんですよ。ねえ夢さん。」

「あ、はい。di先生。また助けて頂いたようですみませんでした。」

「いえいえ。今日は一.年.は.組.のよい子たちも心配して来てくれましたよ。」

「夢さん?ayb先輩の落とし穴に落ちちゃったんですかー?怪我していませんか?」とrntruが言い、

「ayb先輩はこの忍.術.学.園.の天才トラッパーって呼ばれてるんすよ。にしても、結構深いっすよね、あの穴。夢さん大丈夫すかー?」とkrmrが言い、

「僕も落ちたことありまーす。お腹空いててフラついて落ちちゃったんじゃないですか?一緒に食堂へ行きましょうよ!」とsnbeがなぜか食堂へ誘う。

夢「あ、ありがとうございます。3人とも。」

di「せっかくこの前のコブが治ったのにまたできてしまいまいたね~!」

rn「di先生、それ、言わないほうがいいのに…」

sn「そうですよ〜見た目のこと女性に言うなんて…」

kr「まったく、そんなんだからいつまでも独身なんすよ!あ、イタ!!なんでぶつのー!」

「「krちゃん一言多い。」」

zn「こらこら!ここは医務室だよ。静かに!!」

この人たちのコントのようなやりとりを見ていると、もしかして、警戒しすぎていたのかな…?と感じた夢。少しだけ、心が和んで肩の力が抜けた気がする。

znpujの言う通り、勘違いしていたのかもしれない。なんか、みんな笑っている。

みんなの姿をぼーっと眺めていると、よい子たちと呼ばれた一人が提案をしてきた。

rn「そうだ!夢さんもこの後、授業受けてみませんかー?さっきkmtdさんやysn先生が夢さんは頑張り屋さんで、ちょっと疲れているから午後はお休みしてもらおっかなーって言っていましたよ。それで私達、夢さんをお誘いしにきたんです!」

kr「di先生の授業一緒にどうすか?」

sn「僕も夢さんと授業受けたーい!」

di「と、三人が言っているんだがどうだろうか?キミなら邪魔をする様なことはないと思うし、忍.た.まではないから、退屈なら途中退室してもいいですよ。これ、テキストです。」

に.ん.た.ま.の.友.と書かれた書物を渡される。

 

「夢さん、体調が良ければなんだけど、行ってきては?何も知らない夢さんが質問したりすれば、他のは.組.のみんなも、理解が深まるだろうし!ねえ?di先生!」znpujも笑顔で勧めてくる。

「確かにそうだ!よし!夢さんも一緒に行きましょう!」

いや、人生初の落とし穴に落ちたばかりで体中が痛いんだけど・・・と思っている夢。でも忍.者.の学校の授業なんて令和じゃ受けられない。妙な興味が湧いてしまった。

 

そんなわけで。夢は一.年.は.組.の一番後ろの席に座った。

みんなの邪魔をするわけにはいかないので、予備の普段使わない長机を一つ借りてちょこんと座る。

なんとなく、そわそわと楽しそうにしているは.組.のみんなを後ろから微笑ましく見守る。

なんか、みんな小さくてかわいく見えてきた。

 

「では、授業を始めるぞぉ。まず、前回の復習からだが〜〜〜〜」

diが授業を始める。

テキストも見つつ、説明を聞いたり、黒板に書かれた絵や図を見ながら、授業を受ける。

 

忍.者.のことは豆知識くらいしか知らない。令和には存在しないから。

でもこうして授業を聞いていると、忍.者.はその時の状況やその場にあるもの、人の感情や錯覚、思い込み………そういうものを巧みに利用して任務をこなしているんだなーと不思議に思った。

そして、意外と命がけのお仕事が多い・・・報酬が多くないとやってられないな・・・とか考えながら授業を聞いていた。

 

素直にdiの授業は楽しかったし、おもしろくてあっという間だった。

途中でsnbeのくしゃみで鼻水が飛び散って大変な騒ぎになったり、「教えたはずだーーー!」とdiが怒鳴ったり、小銭の音がするとkrmrが出ていきそうになったり、慌ただしかったがそんな忍.た.ま.達を見ていると心が和んだ。

 

 

 

 

diの体験授業?から数日が過ぎた。

今日も仕事をこなしながら忙しく過ごしていると、学.園.長から呼び出された。

 

書類をとある寺まで届けてほしい、とのことだった。

 

道がわからないので、絵がうまいrntruに地図を書いてもらうと、意外と近いことがわかった。

 

 

 

続きます。

 

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