RKRNプラス di
※令和からトリップ、妄想、捏造、なんでも許せる人向け
[di先生と🐦ップ夢の話⑦終]
医務室の戸が開いて、心配そうなdiが顔を出す。
横になろうとしている夢を見て
「あぁ、すみません、横になるところでしたか。」と遠慮がちに言った。
「はい。さっきまでrntruくんたち三人が来ていて、話をしていたら疲れてしまって。」
「それは、すみませんでした。あいつら、騒がしいから…。少しだけ話したいのですが、大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫です。」
「単刀直入に聞きます。夢さんはこの学.園.に来てからずっと命をたとうとしていませんでしたか?」
「あ〜〜…やっぱりバレていますよね。」
「なぜです?」
「私は別の次元から来たようなのです。そこで、元の場所に戻るには、この次元の自分を消さないといけないって何かで聞いたことがあって。その方法を使って帰ろうと思って……」
「その方法で本当に帰れるのですか?」
「わかりません。……でも、di先生は私にはいなくなってほしいと思っているのでしょう?」
「最初はそうでした。」
「なら、なぜ何度も助けてくれたのですか?」
「学.園.長.先生からあなたの見張りを頼まれていました。最初はその報告もあるので追い出したり56すことはせず助けていました。しかし……!今は夢さんを元の世界へ帰す気がなくなりました。帰らないでほしい。」
「え?なぜですか??」
少しの沈黙の後、diはずいと夢に一歩近づいて話し出した。
「…………夢さん!!忍.者.にならないか???!!!」
「ええ???い、いきなり何いってんですかーーーーっ!!!?私は元の次元に帰りたいって何度も言っていますよね?!!」
「………私の授業を………」
「え?di先生??」
「私の授業を真面目に聞いてくれましたよね。」
「もしもーーし?あの、話聞いています?」
瞬きを忘れたのか、大きな目を向けたまま話を続けているdiの目の前で夢は手を左右にフリフリするが、お構いなしに話を進められていく。
「…………野盗に捕まって、あの緊迫した状況で、一般人の夢さんが哀車の術や乱状剣を使うなんて!!!す、素晴らしかった!!!私の授業を真面目に聞いただけではなく、実践もできるなんて!!!忍.者.の素質が間違いなくありますっ!!!」
「あぁ、そ、そうでしたね……ちょっと前のことなんで忘れていましたけど……。di先生の授業、とてもわかり易くて、なんか、やってみたくなっちゃ………」 言い終わらないうちにガシッと両肩にdiの大きな両手がのる。
「私がキミを立派な忍.者.に導きます。」
「いや、いいです!!断ります!!!そんな危険な仕事したくないんで!!ってかそうじぁなくて!!もとの次元に帰りたいから!!しかも、私がやったのなんて、大したことじゃ……」
「確かにまだ粗っぽいところはあります!でも鍛えれば、いい忍.者になれる!!キミなら!!!」
「あの、さっきから何言ってるんですか?あと、顔が近いんで、そろそろ離れてくださいよ!」
夢はうっとおしそうにdiの大きな手を引き剥がしてdiを元の位置まで押し戻した。
「という訳で!」
「どういう訳ですか…?」
「もう、4のうとしないように!!!私の授業また聞きに来てください!………あと、テキストも用意しなきゃだな………あとは…学.園.長.先生にも………ゴニョゴニョ……」
「ゴニョゴニョ言わないで………元の次元にかえして………タスケテ………えーーん」
その後はこうだ。
火薬庫ごと自分も爆破しようとしても阻止され、用具倉庫で再度なにかの下敷きになろうとしても保護され、毒をもつ生物にちょっかいを出そうとして止められ、医務室で毒物を物色していても見つけられ………
aybのトラップにわざとハマっても、kktの豆腐を4ぬほど食べても(これはふつうに美味しかった)………
とにかくしつこくdiが助けてくる…
夢を立派な忍.者.に育てるために必死に追いかけてくるdi…
diの授業中ならイケるだろうと、苦しまぎれに塀を登って落ちてやる!!と意気込んで登って落ちたところに助けに入ったのはymdだった。
「え?ymd先生?あはは。こんにちは〜」
「はあ……私まで巻き込まんでくれんかぁ〜?」
「di先生に頼まれました??」
「まあ、そんなところだ。夢さん、悪いがそろそろhnskに乗ってやってくれんか…?」
「え?嫌です。」
「まあそう言わずに。hnskがあんなに必死になるのは珍しいんでね。」
「……。無理です。」
「hnskの知識量はかなりのものだし、教え方も上手いぞ!」
「そーゆーことじゃなくて!!!」
「わっはっはっは!わかっておる。少しの間でもかまわんから!な?……お?噂をすれば、向こうから来たぞ!」
「うわ!di先生授業終わったんだ!逃げなきゃ!」
「夢さーーーん!明日は一年は.組.で小テストやりますからーー!テスト範囲伝えますねー」
「やりませーーん!」
何度も夢とdiが追いかけっこをしている姿が目撃されたらしい………。
終。
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