#RKRNプラス kusk
妄想、捏造、なんでも許せる人向けです。
[kuskさんと新人事務員の女の話⑤]
zatの計らい?でkuskは今日も学園にいる。
急すぎるな…。
そう思ったが、なんとなく夢を探してしまう。
夢ならきっと笑顔で出迎えてくれるはず、とその笑顔を探すが見つからない…。
さっき、門にいたのもkmtdだった。
「おかしいな…何かあったのだろうか…今までこのようなことはなかったはず……」
少し不安に思っていると、
「あれ?あなたは確かzatさんのところのkuskさん?どうしました?」
出席簿や書類を手にしたdiが通りかかり声をかけられた。これから授業の様だ…。
「di殿、いつもsnnmnが世話になっております。その…事務員の夢殿に用があるのですが今はどこに?」
「あぁ〜!夢さんなら今日から三日間研修にでかけていますよ。急に決まったみたいで、慌てて出発していました。」
「そうでしたか。」
では、とdiは行ってしまった。
出直すか…
研修が終わる三日後に再度来ることにしよう、任務が無ければいいが…
急な研修…しかも三日間…。
「夢殿、疲れないだろうか……?私が訪ねてきたら、無理をして笑顔を作って……
何か贈り物をするか……んーしかし何が良いか……」
ぐるぐる考えていると門につく。
そこにいたkmtdに聞いてみることにする。
出.門.表.を書いたあと「kmtd殿、夢殿に贈り物をしたいのだが、好きなものは何か知っているか?」
「ん〜〜あっ!夢さんなら花と甘味が好きですよぉ〜〜。この前も花壇をくの🥚のみんなとキレイにしていましたし!甘味は時々町に食べに行ってるみたいですよ〜」
「そうか。わかった!すまなかったな。」
「いいえ〜では、お気をつけて〜」
それからkuskは花屋のリサーチで忙しくなる……。
⑥
研修が終わるはずの三日後に、kuskはまたしても、忍.術.学園にきていた。
研修終わりで自分に会ったら疲れてしまうだろうから、やめよう…日を改めよう…そう思ったが無理だった。
夢殿に会いたい……。しかし…通い過ぎか…?snnmnより来ている……?
zatやymmtに研修のことやら、なんやらあって行くのを悩んでいる、と相談したところ「「行って来い!!」」と食い気味に言われてしまい、来てしまった。
あの笑顔が見たい………
子供たちだけではなく、自分に向けてほしい……
自分だけに………
そう思うと学園内ではなく、一番最初に自分に会ってほしくて、笑いかけてほしくて、門の外で待つことにした。
リサーチを重ねて購入した小さな花束も用意した。
これで、研修に疲れた夢殿を癒せればいいのだが……。
考えていると向こうから誰か歩いてくる。
夢だ。
待ちきれず、kuskは夢に向かい、ゆっくり歩いていく。
夢も何故か草花を手に持っている……
「夢殿!研修ご苦労だったな。」
「わあ〜kusk様!どうしてここに?急に決まった研修だったんです。疲れっちゃったんですけど、kusk様に会ったら元気になりました!!」
「そ、それはよかった。研修後に来てしまって疲れているだろうにすまなかった。」
「いいえいいえ!そんなことありません。よかったら学園で少し話しませんか?あ、忙しいですかね・・・」
「いや、夢殿に会いに来たんだ。」
「そういえば最近はsnnmn様のお迎え以外でもいらっしゃっていますね。たくさん会えて嬉しいです。」
「・・・そ、その手に持っている花は?」
「この花は〜〜こうするのです!あれ〜?届きません!kusk様ちょっとかがんでください。」
kuskの頭に花をさそうとして、届かず…kuskをかがませると綺麗な黒髪に優しく花をさす。
「kusk様、やっぱり似合います!キレイですね〜〜」
「……。本来コレをやるのは男女逆ではないのか?あぁ、そうだ。夢殿にも花を渡そうと思って用意したんだ。花が好きだと聞いて。研修で疲れたろうから少しでも癒しになればと思ってな…。」
そこでkuskも花束から一輪抜き取り夢の髪にさす……
「うん……夢殿こそ、よく似合う。」
「えへ。嬉しいです。ありがとうございますkusk様。お花も大事にしますね!」
入.門.表を記入し、花を頭にさした二人組が学.園.内で目撃される…………
さすがに花は外して学.園.長.先生へ報告を済ませた夢は事務室の縁側に座って休んだ。
kuskも隣に座ると、トン……と夢がkuskの左肩に頭を乗せてきた。
kuskの脈拍が上昇するのを感じる。途端に背中や顔が熱くなる……
あぁ、私はいつの間にか夢殿のことを好いていたのだな・・・
女子(おなご)と一緒にいてこんなにも感情が揺さぶられたことはなかった。
疲れてしまった人を癒したいなどと思ったことはなかった。
「はあ…………私疲れちゃいました〜」
「わ、私で良ければ、肩くらい貸そう。少し休むといい。夢殿は頑張りすぎなんだ…。」
「……ぐう・・・」
「夢殿?もう寝てしまったのか?」
そのままkuskは夢に肩を貸してじっとしていることにした。
チラリと夢の顔を覗き込む。
すやすや寝ている夢の顔が可愛らしい。
夢の肩をそっと抱き寄せ、反対側の空いている手で顔にかかっていた髪を手ですくい、そっと夢の耳にかける。
そのまま、kuskは夢の耳元でささやく…
「夢殿、私は………夢殿のことが……」
「kuskさあああああーん」
遠くから叫びながら走ってくるのはsnnmnだ!
「kmgsrが呼んでいます!急な任務で!」
「わかった!夢殿を医務室へ届けたら、すぐ戻る。伝えてくれ。」
夢は相当疲れていたようで、kuskが抱えて走って医務室へ行っても、めちゃめちゃ揺れても起きることはなかった。
続きます。
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