zatさんと幼馴染みの話⑥終

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捏造、妄想、解釈違い、なんでも許せる人向けです。

 

[zatさんと幼馴染みの話⑥終]

 

夜明けが近い。

薄明るい木々の間をサラリと抜けながら、煤だらけの二人の男女が、やかましく話している。

夢とzatだ。

夢は視力が弱いので、zatにお姫様抱っこをしてもらいながら木々を抜ける。

手足の縄は切り捨て、夢はzatの首に両手を回している。

 

夢「ねえ!💢」

zat「ん?なあに夢ちゃん。」

夢「とっくに両腕も両足も縄外れてたじゃん!何?急に色仕掛け始めて💢このスケベ大男!早く逃げりゃ良かったのに。」

zat「見張りいたからさ見せつけてやろうと思ってね。あの口づけさ、良〜い寸止めだったでしょ?」

夢「💢そうね…大変良くできました。(棒)」

zat「ねえ夢ちゃん。あの話は本当だよ、って言ったらどーする?」

夢「信じない。(即答)」

zat「なんで?色だったから?」

夢「違う。私が何を言いたいかわかってるくせに!」

zat「わかるよ、夢ちゃんが考えてることは…でも、たまには言ってよ。」

夢「……。私が自分で言うの変だけど・・・zatはね、大事な人程、自分の荷物は持たせない人だから!!私のこと絶対側には置かない。」

zat「はい。あたり〜。」

夢「あと私達は夫婦になるような素敵な縁じゃないから。腐れ縁だから。」

zat「はははっっ!そうだね。……ねえ夢ちゃん、この後、お団子食べに行こっか。ご馳走してよ。」

夢「いいよ!そうしよ!でもさ、まだ早朝だけど…?」

zat「夢ちゃんさっき煙結構吸ってたから一度🌆城の医療班に見てもらわない?そんで少し休んでからお団子食べに町に行こうよ。」

夢「ありがとう!じゃそうしよっかな。jnbe様にもご挨拶しなきゃ。」

なんか楽しい。こんなの久しぶりだな〜

そう心を弾ませながら、zatに捕まっている両腕に少しだけ力を強めて距離を詰める。

zat「何?夢ちゃんかわいいね。このまま少し寝てていいよ、まだ少しかかるから。」

夢「そうしよっかなー」

 

小柄な夢はzatにすっぽりと収まりながら🌆城まで眠りについた……。

 

 

おわり。

補足

・今回の話の夢とzatさんは全く恋愛感情がありません。お互いに腐れ縁の幼馴染としか見ていません。昔から一緒に過ごしてきたので(ずっとじゃないけど)姉弟みたいな感じです。

・色とかもあったけど、お互いに忍者としか見ていない。本当に恋仲のふりをしただけ、って感じです。

 

次回予告

今回の話を書いていた私が勝手にzatさんの幸せルートを見たくなっちゃって次回からの話はzatさん幸せになる話を書きました。

今回登場した夢ちゃんと同じ人物で、恋愛感情ありバージョンにしました。

 

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