zatさんと幼馴染みが結婚する話①

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捏造、妄想、なんでも許せる人向けです。

㊟:若干夜表現あり。喘ぎあり。苦手な方はスルーしてください。

[zatさんと幼馴染みが結婚する話①]

※こちらで出てくる夢さんは前回の[zatさんと幼馴染みの女の話①~⑥]に出てくる夢さんと同じなんですが、zatさん幸せルートが見たくなったので別バージョンで書きました。前回は恋愛感情がお互いに皆無でしたが今回は恋愛感情ありありです。

 

 

盛大に華やかな祝言が終わり、湯浴みをし、薄手の襦袢を纏い、薄化粧と長い髪に香油を塗る…。

今夜は、いわゆる初夜。これからのことを考えながらゆっくりと寝室へと歩いていきたい気分だったのに・・・廊下で待ち伏せていたzatに見つかって忙しく手を引かれて小走りに寝室へ誘導されている。

 

「ちょ、もっとゆっくり行ってよ!ねえzat!!そんなに急がないで!転びそう!」

「ごめん。とにかく早く寝室行こ!」

顔を真っ赤にしてついていく。

 

zatは寝室に到着するやいなや高速でふすまを開けて高速で閉める。部屋に入るとほぼ同時にギュッッと夢を抱きしめる。

 

「ずっと待ってた。夢ちゃん、今日から私の妻だね。」

「う、うん。」

もう恥ずかしくて言葉が出ない。

 

「もう待てない」

そう言って夢に強く口づける。

なかなか止まらない。首を右に左に……後頭部を完全に押さえられ何度も口づけを交わす。

夢が頭を振るたび香油が香る。

 

口づけはいつの間にか深くなっていき、舌をからめ、呼吸は荒くなる…。

zatの舌は夢を離すまいと口腔内を攫う。

 

お互いに肩で息をする…。

「行こう、運ぶよ。」

そうしてスッと小柄な夢を抱き上げ、用意された布団に下ろし直ぐに組み敷く…。

 

「あの、あのさ、私、初めてなの。だから、優しくしてよね…。」

夢は不安そうに、恥ずかしそうにzatを見上げてそう言った。

「夢ちゃん色の経験あるでしょ?」

「違うの。好きな人に抱かれるのは、初めてなの。」

「・・・・もう。なんでそんなかわいいことを…優しくできないかも。」

「えええ・・zatぉ……」

「ねえ、名前で呼んでよ。」

「こ・・・knnmn…?。恥ずかし。」

「私も、夢って呼んでいい?」

コクリと頷く。

 

組み敷いているzatから目が離せない。

キリリとした両目、スッとした鼻筋も、さっきまで口づけていた唇も、長いダークブルーの髪の毛までも、自分を捕まえて離してはくれなそうだ…。

 

「夢…。」

そう言って愛おしそうに夢の頬を撫でる。

「この日をずーっと待っていたよ………待ちすぎちゃって朝まで離してあげられないかも。」

 

その後は、激しく乱高下する快楽と幸福感と自身から発せられる淫らな声しか覚えていない。

 

「あぁ……ん……だめ…そんなに何度も……あぁ………い………あっ…」

体の外も中も手や舌で攻められ、何度も昇天した。

体が経験したことがないほど仰け反って痙攣する…。

体験したことのない幸福感・・・

「夢…。いい声だね。私も、もう限界だよ。」

zatのモノは大きかったが、夢の体は難なく受け入れ、奥まで何度も突かれた…。

「あ……あぁあ……knnmn…もう、私…む……り………。」

結局朝まで抱き潰され、気絶した。

 

気がつくと空は薄っすらと明るくなっていた。夜明けが近いようだ。

zatは愛おしそうに夢の体を拭いている。少し身をよじるとzatがこちらを向いた。

「気がついた?大丈夫?」

「あ、ありがとう。私もう動けない…」

「いいよ、そのままで。」

されるがままの体制でふと気になって聞いてみる。

「………ねえ、いつから私のこと好いていたの?」

「さあ…いつからだろうねぇ」

 

はぐらかされた…。

ま、良いけど…。

 

zatは、ほぼ一目惚れだったな……と初めて出会った日のことをぼんやり思い出していた。

 

zat19歳

夢20歳

祝言後の初夜は終わり、夫婦となった幼馴染みの話…。

続きます。

 

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